2014年5月24日にリリースされたMr.Childrenの6作目の配信シングル
自分の気持ちを解き放つような清々しさと壮大さを思わせるバラードです
約1年ぶりのリリースも前回同様配信限定、しかしうってかわってジャンルは異なります
前回が奇天烈かつ激しいロックナンバーであったのに対し、今回はしっとりでは済まさぬ盛大なバラードです
協会のパイプオルガンを思わせるイントロはまるで光を放つよう
物理的、心理的な放ちを眼前に湛えます
映画『晴天の霹靂』の主題歌でもあります
盛大なメロディには壮大な歌詞、テーマ性が重く神々しい
「命」や「希望」などを題材としたテーマ性はかなり壮大でそれに違わずメロディもかなりの広がりを見せます
「生きる奇跡」「愛されてる証」などの重みあるワードが惜しげもなく使われ、その世界観に統一性を見出しています
あまりオーバーな歌詞は大袈裟なイメージや共感の得づらさを感じますが、ここまで潔いほどに世界観を広げられると吸い込まれるようである種の畏怖すら感じます
歌詞の言及すべきところは表面上は安易に理解できますが、そこから真髄に向うと言葉にはできないような測り知れなさがあるようです
歌うなら?
歌自体に歌詞に見合った祈りのような深々とした歌唱をする必要はありませんが、ある程度の丁寧さは必要です
サビ含め音程があちこちと移り、かつ裏声も入るのでしっかりと音程をとって雰囲気に見合うようポカはしたくないものです
リズムはスローで曲調は繰り返しが多いので一度クセを覚えればこの歌に酔いしれることはそれほど難しくありません
音程もそれほど高くはないので無理なく歌い切ることはできるでしょう
歌詞に壮大さを覚える光が放たれるような曲
救われるというと大袈裟ですがそれに近い感じを得るのにオススメです