2007年11月7日にリリースされたASIAN KUNG-FU GENERATIONの10枚目のシングル
暗い闇から一筋の光を目指すような、希望と疾走感あるロックナンバーです
全体的にグレーあるいは黒に少しの光があるような、か弱くも激しい存在を描いた感じの作品であり
社会における人の疲労や孤独感といったものの向こう側を追い求めもがく様が表れているようです
曲調は潔くメロディが明々としておりイントロやサビが脳内に残るような印象です
ダークさは曲調で出ており、そこに音律をハッキリと乗せることで効果的に明暗が出ている風に聴いてとれます
タイトルより村上春樹の作品を思い出させますが、実はモチーフは宮沢賢治の「よだかの星」
よだかの誰からも否定される自身の存在を抱えつつも遮二無二飛ぶ様に感化されます
PVは宮崎将が会社に通勤している際に自身の背中から羽が生え始めてしまい
それを隠そうとするも清掃員を助けるために止む無く正体を出してしまうというもの
人がもつコンプレックスまたは隠したいものも、時には自分を前に進めるきっかけとなることを示唆しているようです
アニメ『BLEACH』の主題歌でもあります
div class=”block”>サビで表す希望が印象的