2011年6月22日にリリースされたback numberの2枚目のシングル曲
恋愛に関する二人の微かな幸せや感情を描いたバラード曲です
歌詞が表すのは壮大なスケールの恋愛模様というよりは
ちょっとした幸せであったり、何気ない日常にある思いの繰り返しであり
そういった場面が共感できる人々から支持を受けた曲であるといえます
以前から失恋であったり恋愛に対して後ろ向きな楽曲が多かったのと比べると
今回のハッピーソングは異色でありつつも同バンドの新境地的な存在になるかもしれません
所詮自分は相手のバックナンバーであるという悲観的な考えから一転
前向きな思想をややミディアムテンポかつ素晴らしいメロディで描かれています
ギター一色の前奏から始まり、最初のAメロはなんとボーカルとドラムのみ
その静かさからどんどん盛り上がりを見せ、サビでそのピークを迎えるという構成です
サビを盛り上げるための適した手法であると共に、作りこまれたサビのメロディが人々の心にフィットします
それはまさにメロディの博覧会のよう、あぁいいなと思えるメロディがてんこ盛りな感じのサビであり
このメロディなら幸せな恋愛模様に共感しやすくなる人も多いのでは
最後の大サビでも転調による盛り上がりを見せ、最後はまた静かな演奏で終わりを迎えます
この潔いほどのギャップもまたいいですね
この曲は決して壮大な恋愛模様を描いたわけではなく
日常によくある静かで小さな幸せの連続であるため、それ程意気込んだ歌い方をする必要もないかと
しかし序盤とサビの歌い方の強弱は付けた方が曲の雰囲気を表せるため
序盤は静かに、サビは盛り上がりを見せるために強く歌うと曲とマッチするでしょう
ややスローなリズムにしてはサビの言い回しはボチボチ含まれており
然程難しくはありませんが歌詞のリズムとりもある程度練習するとサビに余裕が生まれます
小さな幸せを描いたハッピーソング
メロディも素晴らしいのでひとつの曲として是非聴いておきたいですね