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THE YELLOW MONKEY 『SPARK』 キャッチーなメロディで盛り上がる曲

spark yellow monkey

1996年7月10日にリリースされたTHE YELLOW MONKEYの10枚目のシングル
アップテンポながら耳に残るサビが印象の曲です

出だしのギターリフもクールで全体的にメロディも好印象であり
さらにテンポが速いのでノリながら聴ける曲といえます

アッパーな曲を軸として仕上がったこの曲はとてもキャッチーであり
ストレートに響く歌詞も相まってテンポよく聴いていられます

TBS系「COUNT DOWN TV」エンディングテーマにも起用されています


狭い音程ながらもそれが印象に残る 知らずに口ずさむロックのメロディ

聴いたことのある人も多いと思われるこの曲のサビは出だしがド♯→レ→レ♯とかなり音域が狭く1.5音分しか使っていません
それを敢えてチョイスすることでシンプルで脳内に残りやすいメロディをアップテンポの中に刻み込むことができ
結果誰もが覚えやすいようなものに仕上がっています

最近は曲数も数多で複雑なメロディにしないと似たり寄ったりになってしまいますが
この半音ずつ上がる構成の地位を確立しているともいえ、この音律はこの曲だと認識するに至っています

他メロもエコーがかかりストーリー性があってサビまでの道をうまく使ってくれます

歌うなら?

メロディがいいので覚えたら楽しく、ノリノリで歌えることができるでしょう
また音域もそれほど苦しくないので気持ちを入れて歌うことも可能です

一度全体を聴けば覚えれそうなくらい印象が強くキャッチーでありますが
半音ずつ下がるのは低音だと雑になりがちなので、一音ずつ外さない様にするのがポイント

特にサビは半音上がっていく様がこの曲たらしめるポイントであるため
やはり外さず雰囲気を出していきたいものです

弾けるような演奏とインパクトのあるメロディ
一度聴けばハマリそうな音律はオススメです

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mihimaruGT 『マスターピース』 とても疾走感のある傑作パワフルソング

マスターイース

2011年6月8日にリリースされたmihimaruGTの25枚目のシングル
疾走感がありとても盛り上がります

「誰も同じじゃない、それこそが生きてる意味だから」をコンセプトとし
何があってもくじけない心と個性をメインテーマとしてとてもスピーディな感じが描けています

「マスターピース」とは日本語で傑作、名作などといった意味であり
まさに誰しも存在価値があり、よって自分に自信をなくす必要はなく堂々と前を向けばいいメッセージ性が含まれています

アニメ『遊☆戯☆王ZEXAL』の主題歌であり
主人公のめげない心を十分表しているといえます


疾走感をプラスするラップが特徴的

この曲で目を見張るのは出だしからいきなり入るラップ調の歌いだし
通常メロディもパワフルで正統派なのですが、この曲は有り余るパワーを序盤からフル活用するようにラップが入ってくるのでとてもインパクトがあります

最後も同じ早口で終わり、まさに嵐のようにきては過ぎ去る印象があります
のりに乗ればフィットしたリズムをとても楽しめるでしょう

サビもとても活力があり、2回目のサビ以降のラップはかなり長くリズムも独特です


歌うなら?

前述したようにラップを多く含む曲であるため、まずはそこのリズムを完璧に覚える必要があります
ひねりはあまりなく直球的なリズムですが、間奏のラップが少しクセのあるテンポであるため何度も聴いて覚えなくてはなりません

またサビは高音でラップとはまた違った純粋な音域が求められるため、二つの側面を同時に扱ったかなり難易度の高い曲と言えます
どちらかだけが得意でも完唱は難しいので、息継ぎのポイントを自分でみつけながらひたすらスタミナとの勝負になります

特に2回目のサビで力を使い切ってしまうとその後のラップ、そしてCメロのまたもや高音域に耐えられなくなるため
そういったペース配分が必要となります

最初は2人で歌ってmiyakeとhirokoのパートをそれぞれ自分のものにするのも手です

歌い切れればとても達成感を得られるこの曲
聴いててスカッとするスピーディな感じを是非ご堪能あれ

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milktub 『有頂天人生』 おもしろい人生を求めるアッパーな曲

有頂天人生

2013年7月31日にリリースされたmilktubの4枚目のシングル曲
分かりやすい歌詞とアッパーで迫力ある歌とサウンドが魅力的な曲です

アニメ『有頂天家族』の主題歌であり、もともとは小説である同作品のキャッチフレーズや多用される語を用いた、まさにこの作品のための曲であるといえます

京都の下賀茂近辺を舞台とし、人が蔓延る世の中で生き残りをかけた狸一族という設定である切羽詰まった状態であるにもかかわらず
「おもしろくなければ意味がない」という持論に従いハチャメチャな行動を繰り返す狸を中心に繰り広げられるコメディドラマであり

「おもしろきことはよいことなり」「阿呆の血のしからしむることだ」といった作品を表すフレーズが、同曲の歌詞の各所に使われています

曲のコンセプトもそれに従いおもしろさ、バカらしさを追求し、とにかくハイテンションで盛り上がりを見せつつ
そのオーバーな盛り上げ方はまさに今ある悩みを吹っ飛ばすようなものとなっています

しかしその中にはおもしろさはやってくるものではなく、自分がそうするものというメッセージも存在し
自分の行動の責任性も問われるような、今後の人生を決断するための後押しにもなってくれます


オススメはサビ、作品

盛り上げの代名詞とも呼べるようなそのアッパーで混じりっけない純粋な力強い暖色をかもすような曲調はあまり類をみません
盛り上げの中にも少し暗さを持ち、サビ以外で少し落とすような手法をとる曲は存在しますが
この曲はひとっつも落とさず、更にサビでは最上級の盛り上げを見せる一直線な感じがとてもいいです

なんだか常に笑顔で歌ってそうな感じであり、インパクトも十分与えてくれます

また個人的には同小説及びアニメもオススメであり
人が純心さをいかに持ち続けるか、それが社会においてどれだけ難しいかを考えさせるような主題がとても好みです

純粋さを持つためには、常に純粋さを保つための試行錯誤が実は必要であり
めまぐるしく変わる社会や環境で純粋さを持続させる複雑性という相反する考えを両立させなければならない
そんなことを考えさせてくれます

あなたは純粋さを持っていますか


歌うなら?

日々の疲れや迷いや悩みを持っていても、この曲を歌っているときはそういったことを忘れ素直に騒ぎたいところ
この曲に必要なのはおもしろくありたい、騒ぎたいという純粋さです

しかし思ったよりサビは高音で、それを聴かせる騒ぎにするにはチェストボイス、腹から出た声が多用要ります
シンプルなモノほど完璧に歌うのは難しい、ごまかしのきかない曲において単純な声量が問われます

声量が劣るとシャウトしてしまい雑になってしまうため、腹から歌いたいところです

またこの曲において一見単純な歌詞が作品を表す重要なフレーズとなっており
真に伝えたいコンセプトが詰まっているため、はっきりと曲中で言っておきたいです

混じりっ気ないシンプルな盛り上がりを見せるこの曲
是非一度聴いておきたいです

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