2010年1月20日にリリースされたYUIの15枚目のシングル曲
若者の抱く悩みや葛藤を吹き飛ばすような歌です
主に青春時代に抱える問題、勉強や恋愛などの悩みを持つ者に対する応援ソングであり
誰もが若き日々に背負うであろうクエストに挑む後押しとなるように、またYUI自身もその迷いに共感するような歌詞が印象的です
GLORIAはラテン語で「栄光」を表し、学生が目指すべき栄光、恋愛成就であったり進学であったりスポーツの勝利であったり
そういった言及はできないが問題解決の糸筋となるような漠然とした答えは、まずは自分が答えに辿りつく自信をもつこと
できないと思うと何もできないもの、漠然さをどんどん削り具体性のあるものへ形を変えていく必要があります
その曖昧性とどうすればいいのかわからない心の叫びみたいなものは、イントロ及びサビにおいて多少の強弱をもって表現されています
『進研ゼミ高校講座』CMソングであり、曲のコンセプトに見合ったタイアップといえます
そして短調な曲調とYUIの声がまた憐みとそこに見える一筋の光のようなものが感じ取れます
大きく可能性が燦然と輝く希望よりも、見えるかどうかわからない微かな希望の方が現実味とハラハラ加減、それが達成できたときの喜びの大きさも全然違います
また前述したようにイントロ及びサビのなんともいえないもどかしさというものがこの曲のひとつの聴きどころです
敢えて歌詞に感嘆をとりいれたのは、とどのつまり言葉では表現しきれない問題を青春時代には抱えるものだということが聴いてとれますし、それがサビの頭からならインパクトも大きいです
それがYUIのハスキーながら力強い声と相まって更なる響きをもたらします
上記の通り青春時代の問題に対する応援ソングであり
また自身もそれに共感した痛み分けの気持ちも表したいところ
眉間を寄せて哀愁さを持ち合わせながら、私は歌うことで勇気づけるといった意気込みさを歌に乗せたいです
これは自身が青春に抱いた問題をイメージして歌うといいかもしれません
もし自分が解決できなかったものを心中に残していたとしても、次は同じ過ちを繰り返さないような忠告という名のアドバイスにもなりますし
解決できると自分が確信しているのならそれを次の世代に向けて歌うとらしくなるでしょう
感嘆の部分は恥ずかしさを忘れ、自身の迷いと、しかし必死さとエールを送るようなそういった意味で若者にはグロリアを掴んでもらいたいものです
誰しも抱える青春時代における迷い
それにくじけない応援ソングとして是非オススメしたいです