1998年9月3日にリリースされた小林幸子の63枚目のシングル
人との出会いを大切にする壮大なバラードです
映画『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』の主題歌として起用され、コーラスの子供の声はキラキラポケモンキッズのメンバーによるもの
子供の声は無邪気さや純真さを歌に与えてくれます
前に進むことや、友達といっしょにいることの大切さをテーマ性としてもっており
老若男女問わずだれもが一生を経て常に抱いておきたい事柄がリスナーの層を幅広いものとします
他メロと打って変わってサビは短調で少し静かに、しかし進むにつれどんどん盛大になっていく様がとても深くきます
Aメロなどは一度しかなくサビが後半で何度も繰り返されるという変わった構成であり
そのまま終盤へ向かうため壮大さと余韻を残して聴き終えることができます
オーケストラを交えている点もスケールの大きさが際立ちます
同じ歌詞の繰り返しであるためシンプルながらテーマ性がそこに集約されており
「歩き出す」「夢をつかむ」などの肯定的な感じが聴く人に勇気を与えてくれます
スローテンポであるため自分なりにテンポをズラして曲に重みを加えるのは一つの手
メロディが頭に入ればリズムとりは難しくないため、演歌に近い独特の調子でオリジナル性を持たせてみるのもアリです
サビの入りはBメロで壮大さが続きそうな雰囲気を思わせて一旦曲が鎮まるので
出だしはしっとり少し暗く、そこから徐々に元気になるような段階が欲しいです
曲に深みが欲しいので、拳ではないですがビブラートをかけた伸びがサビには欲しいところ
最後の部分では子供たちのパートに合わせて他の人に入ってもらってもいいかもしれません
前に進むという強い決意などを含めたこの曲
力強さをもって自分が一歩進めるきっかけになればよいですね